二兎社「かたりの椅子」

kondotatsuo2010-03-12

長い間書かずにいてしまった…その間何やってたかといえば、ラブジョイ+埋火の440でのライブ、先カンブリアクラリネット四重奏団の録音、三橋美香子とMUMUのライブ、そしてその合間をぬって二兎社公演「かたりの椅子」の音楽。
ラブジョイが終わった後は、クラカルとMUMUのことを除けばほとんど二兎社にかかりきり。永井愛さんの芝居は音楽が少ないと思っていたのが甘かった… 布団で寝られない日々が続きました。仮アレンジも含めてやっと全曲揃ったのが3月2日。なんとか完成したのは初日の前日、3月6日でした。
7日に埼玉・富士見市、11日に新潟ときて、明日が福島・いわき市、その後神奈川(橋本)、長野(松本)、なぜか東京(亀戸)で1回、大阪、滋賀をまわって、来月2日から世田谷パブリックシアターです。
銀粉蝶さんはさすがの存在感だし、竹下景子さんはほんとに気持ちのこもった熱演で、初日を拝見して思わず涙してしまいました。いろいろなバックグラウンドをもったキャストがそれぞれの味を出して、見応えのある舞台になってます。

で、二兎社の幕が開いたところで、大友さんの映画音楽(篠崎誠監督「東京島」)の録音にオルガンで参加。同じ日、同じセッションメンバーで坂手洋二演出「兵器のある風景」の音楽も録音。J. ペンホール作のこの戯曲の翻訳は、如月小春さんのNOISEでの昔なじみ、常田景子さん。いま訳される英語の戯曲の半分はやってるんじゃないかというほどの大家になられてしまってビックリ。
大友さんは並行してもう1本の映画も進行中とのこと、なんでそんなにいっぺんにできるんだろう…?